ものづくりを加速させる「3Dプリンタ」

週刊「マイ3Dプリンター」1月5日創刊へ--関連企業との連携で“一般普及”後押し

井指啓吾 (編集部)2014年11月18日 15時12分

 デアゴスティーニ・ジャパンは、毎号付属のパーツを組み立てると軽量でコンパクトな3Dプリンタ「idbox!(アイディーボックス)」ができあがる、週刊「マイ3Dプリンター」を2015年1月5日に創刊する。全55号で、期間は1年を予定。創刊号特別価格は999円、第2号以降の価格は1998円(いずれも8%税込)。

  • 週刊「マイ3Dプリンター」創刊号表紙イメージ

 これにあわせ、DMM.comが運営する3Dプリンタサービス「DMM.make」や、同誌で使用するモデリングソフトメーカーのオートデスクなどの3Dプリンタ関連企業、また日本橋三越本店 本館7階にあるカフェを軸とした複合型ショップ「Hajimarino cafe」と連携し、3Dプリンタの一般層への普及に向けた取り組みを実施する。

 具体的には、DMM.makeとの連携により、同誌読者の3Dデータ出力をサポートする。またオートデスクとの連携により、DIYイベント「Maker Faire Tokyo 2014」の同社ブースにおいて、週刊マイ3Dプリンターを展示。創刊後には、同誌で学んだ内容を応用できるようになることを目的としたウェブセミナーを共催するという。Hajimarino cafeでは、3Dプリンタ初心者に向けたワークショップを2015年1月7日から20日まで開催する予定だ。

 週刊マイ3Dプリンターは一部地域で9月から先行販売されている。そこで得られたデータによれば、同誌の読者層は、従来の興味関心層である(1)最新のテクノロジに興味がある人、(3)アニメやフィギュアが好きな人、(3)技術、デザイン系職業従事者などとは異なり、親子や、女性を中心としたクラフトファンが多いという。


全55号でできあがる3Dプリンタ「idbox!」
  • 週刊「マイ3Dプリンター」誌面イメージ

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