米国で急成長する「Lead Generation 広告」とは

Webマーケティングガイド2008年08月06日 11時24分

過去4年間米国で急成長を遂げた「Lead Genereation 広告」

 インターネットに関わるマーケッターが注目しているレポートの1つに、毎年Internet Advertising Bureau(IAB)とコンサルティング会社のPricewaterhouseCoopersが発表する米国のインターネット広告費用のレポートがあります。このレポートは1000社を超えるオンライン広告会社からデータの提供を受けて、IABが1996年から継続的に作成しているものです。2007年度の米国インターネット広告費を見ると212億ドルと2006年度の169億円と比べて約26%もの成長していることがわかります。また、広告種類別のシェアで見ると、1位は「Search」 で41%、続いて「Display Ads」が21%、あとはその他の広告となっています。同様に2004年から2007年までの4年間のシェアを並べて見ると、「Lead Generation(リードジェネレーション)」という聞きなれない広告が急成長していたことがわかります。

 表1からは、Lead Generationが、Search広告の伸びが2004年〜2007年で2%だったのに対して、4年間で4%もシェアを上げていることがわかります。ちなみにIABの英国のレポートにはLead Generationという広告は上がってきていません。

表1:2004年〜2007年 IABによる米国インターネット広告種別費用推移
2004年2005年2006年2007年2007年(英国)
Lead Generation3%6%8%7%
Search39%41%40%41%58%
Display Ads38%20%22%21%21%
Rich media8%7%8%
Digital video2%
Sponsorship5%3%3%
classifieds18%17%18%16%21%
E-mail2%2%2%2%1%
other0.00%1.00%0.00%0.00%
出典:IAB Internet Advertising Revenue Report

 このコラムでは、この「Lead Generation」に注目し、第1回目の今回は、そもそもLead Generation広告とは何かという定義から考えてみましょう。

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