人材紹介のROBERT WALTERSはこのほど、「あなたにとって魅力的な会社とは」のアンケートを実施、結果を発表した。
調査によると、1位「ワークライフバランスが保てる会社(38%)」、2位「明確なキャリアパスを開示している会社(22%)」、3位「企業のブランドと社風がよい会社(15%)」、4位「給与と福利厚生が充実している会社(14%)」、5位「雇用保証があり、安定している会社(11%)」という結果になった。仕事と同様、プライベートも大事にしたいという意識が高まっていることがうかがえる。
この調査結果に関して、日本法人のロバート・ウォルターズ・ジャパンで社長を務めるKevin Gibson氏は「社会人の多くが、ワークライフバランスの重要性を訴えており、仕事も大切だが、プライベートライフも同様に大切であるという意識が高まっていることの表れだと考える。日本市場では、終身雇用という概念がなくなりつつあるため、弊社に登録する転職希望者の多くは、企業を選ぶ際の基準として、採用企業のブランドや社風、安定性、給与と福利厚生に関して、もちろん重要視するが、仕事とプライベートのバランスを保つことができ、さらに将来のキャリアパスを社員に明確に提示している企業への関心が高まっている」と述べている。
調査は2007年4月、同社のウェブサイト上で、アンケートを実施したもの。回答者数は1107人。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」