ソニー、WALKMAN用ドックスピーカーを拡充--360度サウンドのタンブラーデザインモデルも

加納恵(編集部)2010年04月08日 18時44分

 ソニーは4月8日、デジタルプレーヤー「WALKMAN」用のドックスピーカー4機種を発表した。Wi-Fi対応やタンブラーデザインモデルなど、バラエティに富むラインアップになっている。

 発表されたのは、CDプレーヤーを内蔵した「NAS-V7M」「NAS-V5」と、タンブラーのようなデザインを採用した「RDP-NWV500」、クロックラジオ機能を備えた「RDP-NW1」。3機種にFM/AMラジオチューナが搭載されている。

 NAS-V7M、NAS-V5は、CDプレーヤー、FM/AMラジオチューナ、Wi-Fiを一体化したドックスピーカー。ラウンドフォルムにネジリ形状を加え、高剛性ボディを実現したという。デジタルアンプと32ビットDSPを搭載し、圧縮されたデジタル音源も高音質で再生するとしている。

 WALKMANドックの横にはUSB端子も備え、WALKMAN Eシリーズにも対応。Wi-Fi機能により、内蔵のCDプレーヤーからWALKMANにダイレクト録音すると、曲名やタイトルが自動取得できる。

 インターネットラジオの「vTuner」「SHOUTcast」が利用できるほか、DLNA機能も備え、別の部屋にあるPC内の音楽も聞ける。

 NAS-V7Mは16Gバイトメモリを内蔵し、音楽CD、FM/AMラジオ、外部機器からの楽曲取り込みが可能。音楽CDをドックに差しているWALKMANと、内蔵メモリの両方に同時録音ができる。ボディカラーはシルバーとゴールドの2色。店頭想定価格は5万円前後になる。

 NAS-V5は、内蔵メモリを省いたモデル。ボディカラーはブラックとピンクで、店頭想定価格は4万円前後になる。いずれも6月26日に発売する。

  • 「NAS-V7M」はシルバーとゴールド、「NAS-V5」はブラックとピンクのカラーバリエーションを揃える

  • 天面には、CD挿入部と操作系統を集約させている

  • WALKMANドック部。USB端子も備えWALKMAN Eシリーズも接続できる

 RDP-NWV500は、タンブラーのような円形デザインが特徴のドックスピーカー。スピーカー部とホームステーションのセパレート構造で、スピーカー部のみを取り出し、カー用スピーカーとしても利用できる。

 本体はトゥイータ、ウーファの間に、ディフューザーパネル(防音板)を配置することで、コンパクトな本体から、360度全方向に音の拡散を実現したとのことだ。

 ボディカラーはブラックとオレンジの2色。本体サイズは高さ216mm×直径85mmで、重量は約540g。500mlのペットボトルほぼ同等の大きさという。4月24日に発売される。店頭想定価格は2万円前後。

  • 「RDP-NWV500」。ブカラーバリエーションはブラックとオレンジの2色

  • 天面には、電源オン/オフ、ボリュームなどの操作ボタンを備える

  • スピーカー部の背面

  • 本体天面に操作系統を集約させている

 RDP-NW1は、高さ130mm×幅300mm×奥行き139mmのボディに、5cmのフルレンジスピーカー、WALKMANドック、FM/AMラジオチューナを一体化したコンパクトモデル。WALKMAN、ラジオ、ブザーの3つから選べる目覚まし音、毎日、月〜金、土日と3モード設定できる目覚まし時間など、充実のタイマー機能を備える。

 ボディカラーはブラックとホワイトの2色。クロック部はボタン電池で駆動することで、停電時も安心して利用できる。発売は4月24日から。店頭想定価格は1万3000円前後。

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