Macworld Conference & Expo(2009年1月5-9日)の開催まであと1カ月となった今週、Appleに関するおなじみのうわさ話がまた出回り始めた。
D: All Things Digitalの報道によると、Appleが2009年に「まったく新しいデバイスカテゴリ」に属する製品のリリースを計画しているという内容の調査ノートが米国時間12月8日朝、Global Equities Researchのアナリスト、Trip Chowdhry氏から出されているという。同氏は、その製品がどういう内容なのかはっきり説明しているわけではないが、元P.A. Semiの技術チームが設計したプロセッサを利用したものになると推測している。
その結果、いつものうわさ話(タブレット型「Mac」や「iPhone Nano」、「iKindle」)がMacフリークたちをにぎわせることとなった。Chowdhry氏は、Appleの特許出願が2009年初めに公開されればすべてが明らかになると考えており、また、そのころには元P.A. Semiのチームが性能とバッテリ寿命を向上させた「iPhone」用チップをリリースするはずだと記している。
Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏は2008年に入って、タブレットやネットブックなど小型デバイスのカテゴリが実際に大きなトレンドになるかどうか注目していることを示唆していたが、その後もAppleは他の取り組みを優先してきた。タブレット型Macのうわさは数年前から続いており、Jobs氏は以前、AppleがAmazon.comの「Kindle」の競合製品を出すという話を即座に否定したが、これはAppleがまさにそのような取り組みをしている証しだと解釈されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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