アイシェアは4月27日、シャープと共同で行ったテレビリモコンに関する意識調査の結果を発表した。
調査によれば、普段のテレビ操作の際、テレビに付属している標準のリモコンを利用していると答えた人は74.4%だった。一方、テレビ付属リモコン以外のリモコンを利用していると答えた人のうち、DVD機器に付属のリモコンを利用している人が30.9%、ビデオ機器に付属のリモコンを利用している人が23.2%、一般販売されている学習型リモコンを利用している人が21.3%だった。
テレビ付属リモコン以外のリモコンをテレビ操作に利用していると答えた人に、テレビ付属リモコンを使わない理由を聞いたところ、「故障」と答えた人は15.5%で、「操作するリモコンを増やしたくない」(21.3%)、「テレビも操作できるから」(39.6%)といった意見が大半を占める結果となった。
リモコンに関する困った経験についての質問では、「リモコンの紛失」と答えた人が56%、リモコン増加による「置き場所」が53.7%、「機能が多すぎる」が23%、「ボタンの数が多い」が18.1%だった。
インターネット対応テレビをはじめとする多機能テレビのリモコンに求めることについての質問では、「1台で全部が使える集約性」「サイズやデザインへの要望」「リモコンの場所が分かる機能」といった意見が多かった。また、「PCとの接続」「携帯電話とのリンク」などのユニークな意見もみられた。
このほか、任天堂のゲーム機「Wii」の利用者に対し、同製品のリモートコントローラーの操作感について聞いたところ、直感的な操作感に対する好意的な意見が多かった。
また、シャープが発売した「インターネットAQUOS」のタッチパッド搭載リモコンについて、同製品の商品ホームページで確認してもらい、感想を求めたところ、高い関心を示す意見が集まった。
なお、回答者のリモコン所持種別は、DVDリモコン所持は約71%、ビデオリモコン所持は76%、テレビリモコン所持者は95%で、テレビを持たない人を除くと99%だった。
調査は4月19日から23日まで、アイシェアの運営するCLUB BBQメールサービス利用ユーザーを対象として、メール告知と非公開型ネットアンケートにより行われた。有効回答数は810名で、うち20代が17.0%、30代が50.6%、40代が26.9%、50代が5.4%、男女比は男性が54.2%、女性が45.8%だった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス