松下電器産業は1月4日(米国時間)、世界最大となる103インチのフルHD(高品位映像)対応プラズマテレビをラスベガスで開催される「2006 International CES」の会場で報道陣に公開した。2006年中に北米地域で発売を開始する。
2005年9月より稼動している尼崎の新工場で生産されたもので、大きさは50インチディスプレイのほぼ4倍となる。これまではサムスン電子が2005年のInternational CESで発表した102インチのフルHD対応プラズマテレビが世界最大だった。
松下電器産業代表取締役専務でパナソニックAVCネットワークス社社長の大坪文雄氏は「米国ではプラズマテレビの主流サイズが2004年には42インチだったが、2005年には50インチとなっており、大型ディスプレイの需要が急拡大している」と説明。ただし「103インチは一般向けとしては限界の大きさではないか」とも話しており、技術力を披露する意味合いが強いようだ。
価格については現時点で未定といい、日本での展開についてもその意向は示したものの具体的な時期は明らかにしていない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス