アプリックスは11月1日、BREW上で動くJavaプラットフォーム「JBlend」を開発したと発表した。これにより、携帯電話事業者はBREWプラットフォーム上でJavaアプリケーションを駆動できるようになる。
JBlendはアプリックスが開発した組み込み機器向けのJavaプラットフォーム。NTTドコモやボーダフォンをはじめとして、携帯電話事業者など全世界で30社以上に採用されている。一方のBREWはKDDIなどが採用しているCDMA携帯電話向けのアプリケーションプラットフォームだ。
BREW向けJBlendを採用することで、端末メーカーはBREWベースの端末でJavaアプリケーションを動かせるようになる。携帯電話向けのJavaアプリを開発しているソフトベンダーから見れば、自社のソフトをBREW端末でも動かせる可能性がでてきたということだ。ただし、ドコモやボーダフォンはそれぞれ独自のJBlend仕様に基づいてJavaアプリを提供しているため、BREW向けJBlendとは仕様が異なる。
アプリックスでは今回開発したBREW向けJBlendについて、複数の携帯電話端末メーカーと採用交渉を進めているという。「そう遠くない将来に、対応端末が各社から出てくるのではないか」(アプリックス) としている。
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