Nokiaがカメラ付きの高級携帯電話機を発表したが、同社によるとこの製品には現代の高級時計から発想を得たデザインテクニックが使われているという。
この携帯電話には、ミュージシャンの坂本龍一が作曲した専用の着メロも搭載される。
米国時間7日に発表されたこの携帯電話は、米国では「Nokia 8801」、また他の市場では「同8800」の製品名で販売される。同製品は欧州およびオーストラリア市場では第2四半期に店頭に並びはじめ、米国では第3四半期に出荷開始の予定。
Nokiaによると、同社はこの製品を設計するにあたり、現代の時計や宝飾品で使われているデザインテクニックを採り入れたという。たとえば、前面のディスプレイには、高級時計で一般的に採用されている特殊強化ガラスが使われており、また背面にあるNokiaのロゴは通常時計メーカーが用いるケミカルエッチングによるものだと同社は述べている。
この製品の本体はステンレススチール製で、前面をスライドさせることで操作ボタンが現れる。このポップアップメカニズムは、双安定スプリングメカニズムと、高級車に使われるステンレススチール製のボールベアリングで実現されている、とNokiaは説明している。
なお、米国での販売価格は明らかにされなかった。また、欧州向けバージョンの予想小売価格は税抜きで750ユーロ(約963ドル)になると見られている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」