Appleは米国時間3月2日、プレスベントを開催した。ここでは、同イベントの内容を時間軸にそってお届けする。
午前10:02:Steve Jobs氏が登壇。
10:03:スタンディングオベーションで迎えられ「おはよう」とJobs氏。
10:03:Jobs氏は「しばらくの間、みんなで製品に取り組んできた。だから、わたしも今日は休んでいたくなかった」と始める。
10:04:まずはiBooksについて。今日でまだ開始後1年も経っていないにもかかわらず、年間で1億冊以上がダウンロードされたという。
10:04:Random Houseが今朝からiBooksに1万7000冊を提供する。2500の出版社がiBooksで提供していることになる、とJobs氏。
10:05:次にiTunes、App Store、iBooksの内訳について。これらのサービスはすべて同じアカウントが使われており、Appleのシステムでは2億アカウントを抱えている。オンラインストアでは最も多いユーザー数だという。
10:06:App Storeについて。これまでに累積で合計20億ドル以上を開発者に支払ってきたという。「多くの人が真似しようとしたが、われわれは常に先を行っていると思う」とJobs氏。
10:06:1億台のiPhoneが発売されたとJobs氏が述べ、喝采を浴びる。
10:07:しかし、Jobs氏によると、今日の話題はAppleの別のデバイスについてだという。まずは過去の製品を振り返る。初代iPodは2001年、iPhoneが2007年、iPadが2010年。「すべてが大当たりだった」とJobs氏。
10:07:「魔法のような」という言葉を使ったとき、社内のみんなに笑われたが、嘘ではなかった、とJobs氏は打ち明ける。価格についても同様だ、タブレットの価格でも衝撃を与えた。
10:09:Appleは2010年(4月~12月)に1500万台のiPadを販売した。売り上げは95億ドル。「これまでのどのタブレットPCよりも多く売り上げた」とJobs氏。
10:10:Jobs氏がサムスンをこきおろし、同社タブレットの多くが売れ残りだと述べた。Jobs氏はまた、iPad向けの開発について述べる。6万5000のアプリがiPadネイティブで動作する。
10:11:タブレットアプリのラインアップとGoogleなど競合を比較。
10:12:次に小売店について。「これらの店舗がなければ、これほどまでに成功はできなかっただろう」とJobs氏は述べ、直営店についての動画が流れる。
10:18:動画終了。Jobs氏がステージに戻る。2010年はiPadの年だった。では、2011年はどうだろう?各社がタブレットを用意している。Google、サムスン、HP、BlackBerry、Motorolaのロゴが表示される。しかし、その大部分がiPadに追いついてすらいないと述べる。Jobs氏がiPad 2を発表。
10:19:iPad 2とは何か、とJobs氏。すべてが新しい設計で、微調整などではないと述べる。「劇的に速くなっている。A5プロセッサでデュアルコアだ」
10:19:「CPU性能は最大2倍高速になっている」とJobs氏。そして、グラフィックスに関しては9倍高速になっている。一方で、消費電力は初代iPadのプロセッサと同等となっている。
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