「iPad 2」は、製造上の問題を理由に6月まで遅れる可能性がある。台湾の証券会社が述べた。
Yuanta SecuritiesのアナリストVincent Chen氏は米国時間2月22日、同デバイスの新しい設計に関連して、鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)が製造工程上の問題に遭遇しており、対応中だとリサーチノートで明らかにした。
Chen氏は、「われわれがサプライチェーンを対象に実施した調査では、iPad 2の出荷が4月から6月に遅れることを示唆した結果が出ている。原因としては、Appleが旧正月(2月3日)前に設計変更をした後に鴻海精密工業で製造上のボトルネックが生じたことがある」とリサーチノートで述べている。
Chen氏によると、iPad 2向け部品のメーカーは「設計変更に大方対応済み」だが、鴻海精密工業側で新しい製造工程に関する問題に遭遇しているという。
この件についてAppleは、うわさについてコメントはしないと米CNETに述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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