Samsungは2010年末に「Symbian」プラットフォームのサポートを終了し、同社のSymbian開発者向けサービスを閉鎖する予定である。
同社は米国時間9月30日、「Samsung Mobile Innovator」サイトの投稿でこれを発表し、10月29日に開発者向けラボlab.devを閉鎖し、12月30日にSamsung Symbian Forumを閉鎖する予定であると述べた。
Samsungは、すべてのフォーラムおよび開発関連コンテンツを12月31日に削除すると述べ、質問は12月10日までに投稿するよう求めている。12月31日には、フォーラムを削除するとともに、SymbianアプリケーションのSamsung Appsストアでの配信向けの承認を終了すると、Samsungは述べた。
Symbian Foundationの広報担当者は、「Samsungは、Symbianに素晴らしい貢献をし、(Symbian)プラットフォームの真の能力を発揮する美しい携帯電話を製造した」「Samsungの今後の活躍を願いたいと思う」と述べた。
さらに同広報担当は「Symbianの観点からすると、今回の件は、オープンソースコードが、Symbianを初めて使用する人であっても、同プラットフォームを以前使用していたデバイスメーカーであっても、すべての人々が使用できるように存続し続けることを覚えていてもらう良い機会でもある。今後も、Symbian^3やその後のプラットフォームの進化は続いていく。われわれはこれに専念するとともに、同プラットフォームの将来に対する自信を高めていきたい」と付け加えた。
9月27日には、Sony Ericssonの最高技術責任者(CTO)であるJan Uddenfeldt氏が、Sony EricssonでのSymbianベースの携帯端末の開発をしばらく停止すると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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