キヤノンマーケティングジャパンは7月22日、電子辞書「wordtank(ワードタンク)」シリーズにおいて、カラー液晶を搭載した中国語モデル「wordtank S503」と、韓国語モデル「wordtank S504」の2機種を発表した。8月上旬に発売する。価格は両機種ともに2万6250円になる。
wordtank S503およびwordtank S504は、文字が読みやすい2.4型カラー液晶を採用。文字サイズを16、24、48ドットの3段階に調整でき、画数の多い漢字などを拡大表示できる。単語帳に登録することで、気になる部分にマーカーを引くことも可能だ。
また、図版を約2000点収録した「スーパー大辞林 3.0」やコーパス分析を活用した「ウィズダム英和/和英辞典」など、日本語、英語コンテンツも充実させたという。中国語や韓国語だけでなく、計7カ国の旅行会話集も収録し、日常会話の学習やビジネス、旅行などで活用できる。
wordtank S503は、中日、日中辞典のほか、中中、中英、英中辞典などの中国語辞書を収録。中国の有力新聞3年分の全記事からなる中国語コーパスを活用した「超級クラウン中日辞典」の電子辞書収録は、業界で初めてとのことだ。
メニュー画面の表示を日本語、英語、中国語に切り替えられなど、ネイティブスピーカーの使用も考慮した。中国語のピンイン入力にも対応している。
wordtank S504は、実生活で使われる現代語に強く、さまざまな用例や慣用句を用いて説明する民衆書林の「エッセンス韓日/日韓辞典」など、韓日、日韓辞典を2冊ずつ収録した。メニュー画面の表示は日本語、英語、韓国語に切り替え可能で、韓国語のピンイン入力にも対応した。
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