GPS搭載の「Apple Watch 2」など2機種、2016年中にリリースか

Daniel Van Boom (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年08月09日 08時23分

 新しい「Apple Watch」の発売がすぐそこまで迫っている可能性がある。情報通で知られる業界アナリストの予測が正しければの話だ。

 KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が、2016年後半に2種類の新型Apple Watchがリリースされると述べていると、MacRumoursが報じている。同氏は2015年、Appleが「iPhone SE」を発売することを正しく予測していた。

 1つ目は、現行のApple Watchをそのままアップグレードしたモデルになる見込みだ。現行モデルよりも高性能なプロセッサを搭載し、防水性が強化されるという。2つ目は「Apple Watch 2」と呼ばれるモデルで、その2点の改良に加えて、GPSと気圧計によるより正確な位置追跡が可能で、より大容量のバッテリを搭載するという。

 Kuo氏は、2017年にはLTE対応モデルが導入されるのではないかとも予測している。つまり、スマートフォンやWi-Fiに接続することなくApple Watchが使用可能になる。

 Appleは6月、Apple Watch用の新しいOSを発表した。同社にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。

 出荷数は減少しているものの、Apple Watchはスマートウォッチ製品の中では今なお群を抜いている。2016年第2四半期の出荷数は160万個で、前年同期の360万個からは大きく減少したが、サムスンの「Galaxy Gear」シリーズの60万個と比べれば、まだかなり多い。

 2016年にAppleが発売するとKuo氏が予測するのは、Apple Watch 2だけではない。同氏は以前、大幅に刷新された「MacBook Pro」が2016年終わりに発売されるとしていた。同氏によると、ファンクションキーの代わりに有機ELタッチスクリーンが搭載され、「Touch ID」対応でUSB-Cをサポートするという。


Apple Watchは2015年4月に発売された。
提供:James Martin/CNET

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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