新しい「Apple Watch」の発売がすぐそこまで迫っている可能性がある。情報通で知られる業界アナリストの予測が正しければの話だ。
KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が、2016年後半に2種類の新型Apple Watchがリリースされると述べていると、MacRumoursが報じている。同氏は2015年、Appleが「iPhone SE」を発売することを正しく予測していた。
1つ目は、現行のApple Watchをそのままアップグレードしたモデルになる見込みだ。現行モデルよりも高性能なプロセッサを搭載し、防水性が強化されるという。2つ目は「Apple Watch 2」と呼ばれるモデルで、その2点の改良に加えて、GPSと気圧計によるより正確な位置追跡が可能で、より大容量のバッテリを搭載するという。
Kuo氏は、2017年にはLTE対応モデルが導入されるのではないかとも予測している。つまり、スマートフォンやWi-Fiに接続することなくApple Watchが使用可能になる。
Appleは6月、Apple Watch用の新しいOSを発表した。同社にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
出荷数は減少しているものの、Apple Watchはスマートウォッチ製品の中では今なお群を抜いている。2016年第2四半期の出荷数は160万個で、前年同期の360万個からは大きく減少したが、サムスンの「Galaxy Gear」シリーズの60万個と比べれば、まだかなり多い。
2016年にAppleが発売するとKuo氏が予測するのは、Apple Watch 2だけではない。同氏は以前、大幅に刷新された「MacBook Pro」が2016年終わりに発売されるとしていた。同氏によると、ファンクションキーの代わりに有機ELタッチスクリーンが搭載され、「Touch ID」対応でUSB-Cをサポートするという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」