以前紹介した「Air Bonsai」は、盆栽が空中浮遊する不思議なデバイスだった。ただし、磁力で何かを浮かべることは難しくないようで、空中浮遊するBluetoothスピーカ「PUMP Air」のようなものも存在する。
そんな空中浮遊シリーズとして、今回はスマートウォッチ充電器「Lift」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Liftは、テーブルなどの上に置いておくベースモジュールと、「Apple Watch」または「Pebble」を巻きつける充電モジュールで構成されるシステム。充電モジュールは、ベースモジュールの上に置くと浮いた状態になり、ワイヤレス給電され、Apple Watchなどを浮遊させたまま充電できる。
ベースモジュールは、ワイヤレス充電規格のQiに対応。充電モジュールを使わない場合は、Qi対応スマートフォンなどを置くだけで充電可能だ。
さらに、アクセサリとして浮遊するランプ「Orb」も用意されている。ベッドサイドなどに置く、小さな明かりとして役立つだろう。Orbはバッテリを内蔵しているので、ベースモジュールから外した状態でも点灯する。底面の磁石で、冷蔵庫やドアなどの金属面に取り付けても使える。
Liftには、スマートウォッチの浮遊充電、スマートフォンのQi充電、Orbによる照明に使う標準モデルのほか、タブレットおよびスマートフォンの充電台を兼ねる大判モデル「Lift Pro」も存在する。Lightningコネクタを備える「iPhone 6 Plus」「iPad Pro」などのほか、micro USB対応の各種スマートフォンやタブレットも立てた状態で充電できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月23日まで。記事執筆時点(日本時間8月2日14時)でキャンペーン期間は51日残っているが、すでに目標金額4万4000ドルの1.5倍を超える約7万2000ドルの資金を集めている。
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