具合が悪いときには体温を測り、結果によって対応を考える。大人は自分で判断できるが、子どもは微熱から急に高熱になったり、高い熱を出していても元気に遊んでいたりするから油断できない。
そこで、体温を常に計測し、急な発熱を警告するスマートデバイス「Butterfly」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Butterflyは、脇の下に貼り付けておく小さな温度センサがBluetoothで通信し、テーブルなどに置いておく本体から体温を確認できるシステム。24時間継続的に測れるので、体温の変化を捉えやすい。センサを複数使って同時に複数の人の体温を測ることも可能。
体温は本体ディスプレイに数字で示されるほか、本体下部に設けられたライトの光でも表現される。光の色が青だと平熱、黄色だと体温がやや上がった状態、赤だと発熱を意味する。また、あらかじめ設定しておいた温度を超えるとアラームを鳴らすように設定できる。
本体は無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォンと連携し、アプリから体温の変化をグラフで確認したり、各種設定を施したりできる。投薬タイミングを管理する機能も備える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月26日まで。目標金額の10万ユーロに対し、記事執筆時点(日本時間3月25日15時)で集めた資金はまだ約2000ユーロ。キャンペーン期間はあと31日ある。
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