仮想現実ビューア「Google Cardboard」、Google Storeで販売開始

Danny Palmer (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年03月02日 08時35分

 Googleの仮想現実(VR)ビューア「Cardboard」が同社のオンラインストアで発売された。これで、特別プロモーションの機会をこれまで逃していた人たちも、同VRデバイスを入手できるようになった。

 Cardboard対応のVRビューアである「View-Master」や「C1-Glass」も、Googleのオンラインストア「Google Store」でひっそりと新しく開設された仮想現実専用セクションにおいて、一般向けに提供されている。同セクションでは、「スマートフォンでバーチャルリアリティの魔法を体験」という文句でユーザーを誘っている。

 Google Cardboardは、「世界中を旅したり、大好きなアーティストと同じステージに立ったり、スリリングなシミュレーションを体験したり」できる「没入型体験」を提供すると記されている。価格は、1個15ドル、または2個セットで25ドルだ。「どこでもバーチャルリアリティの冒険を可能にする」と記されたVRビューア「Google Tech C1-Glass」は15ドルで提供されており、「軽くて持ち運びしやすいデザイン」と記されている。

 また、子供が使いやすいMattelの「View-Master VR Starter Pack」も提供されている。Googleいわく「学びと遊びを融合」する同製品は、子供が仮想現実の世界を探検できるようになっている。GoogleのVR機器の子供用バージョンである同製品は30ドルで、子供向けの特別コンテンツのプレビュー動画が付属している。

 Google Cardboardは、「ほとんど」の「Android」スマートフォンと、Appleの「iPhone」に対応する。Googleは、最高のVR体験が可能として、「Google Nexus 6P」や「Google Nexus 5X」などの特定のスマートフォンを特に推奨しており、これらのスマートフォンは同社ストアのVR専用セクションで販売されている。

 Googleは2016年1月、500万個を超えるCardboard VRビューアがわずか1年7カ月の間に出荷され、Google Playストアを介して2500万件を超えるVRアプリがインストールされたと述べていた

簡単なVR体験を提供するとともに、ユーザーが自分で組み立てることも可能なGoogle Cardboard
Google Cardboardは、簡単なVR体験を提供するとともに、ユーザーが自分で組み立てることも可能だ。
提供:Knox

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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