Googleが作る車は、同社のクラウドおよび自動運転技術を利用するだけにとどまらないかもしれない。
Jessica Lessin氏のブログサイトに掲載されたAmir Efrati氏の記事によると、Googleは同社の仕様に沿った自動運転車の設計および開発について、自動車メーカーならびに受託製造業者と話し合ってきたという。Googleが開発する自動運転車は、運転手なしで目的地への送迎を行う「ロボタクシー」によって、交通業界にさらなる一石を投じる可能性がある。
時期的にこれと一致するタイミングで、Googleのベンチャーキャピタル部門は、タクシー配車サービスを提供するUberに2億5800万ドルを出資した。
Googleは、自動運転車プロジェクトに関して大手自動車メーカーと提携しようとしてきたが、これまでのところあまりうまくいっていない。Frankfurter Allgemeine Zeitungが現地時間8月21日に掲載した記事では、ドイツの自動車部品メーカーContinentalが、自動運転車をめぐってGoogleおよびIBMと提携関係を構築しようとしていると報じられている。
Googleが独自の自動車を製造してTesla Motorsのような存在になるかどうかは不明だが、交通業界で一波乱呼ぶことは間違いなさそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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