「Windows 8」に従来の「Start」ボタンと「Start」メニューが戻ってくることを願っている同OSユーザーは、落胆することになるかもしれない。
なじみの「Start」ボタンが年内リリース予定の「Windows 8.1」アップデートで復活するかもしれない、といううわさが最近になって浮上している。The Vergeが米国時間4月22日付けの記事で新たに報じたところによると、「Microsoftの計画に詳しい情報筋」がStartボタンの復活を認めたという。
しかし(いつものように思えるかもしれないが、「しかし」だ)、この新しいStartボタンは、従来のStartメニューを起動するためのものではないという。代わりに、このボタンは、ユーザーをStart画面に単に戻すためのものだとThe Vergeの情報筋は述べている。もし、これが事実なら、同ボタンは、ユーザーが画面左下の「ホットコーナー」にマウスを移動させたときに表示されるStart画面のサムネールと同じ役割を担うことを意味する。
これはどういうことだろうか?The Vergeの情報筋が正しいなら、このようなStartボタンが役に立つのは、左下隅にマウスを移動させることでStart画面のサムネールにアクセスきるということを知らないユーザーに対してだけだと考えられる。さもなければ、Start画面にユーザーを戻すだけのStartボタンに、利点を見いだすことはできない。
MicrosoftはStartボタンとStartメニューをWindows 8で廃止したが、それは、同社「Customer Experience Improvement Program」で得られた「遠隔測定」の結果に基づいているという。Microsoftは、同ボタンをWindows 8.1で復活させることを視野に入れているが、それはユーザーフィードバックの結果だとThe Vergeは伝えている。
米CNETは、Microsoftにコメントを求めているが、まだ得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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