ある企業がまもなく動画ホスティング業界に参入する可能性がある。
All Things Digitalによると、Twitterが、yFrog、TwitVid、Vodpodなどのホスティングサービスを利用せずに自社のモバイルアプリケーションから動画を直接アップロードできる独自技術の開発を検討しているという。
同サイトは「変更によって、サービスの一貫性やユーザーエクスペリエンスがさらに改善され、ユーザーがTwitterコンテンツと向き合うよりよい方法が構築される」と記している。AllThingDは、この変更が実現するかはまだ定かではなく、また(自社サービスが提供されたとしても)Twitterでは多くのユーザーが引き続きYouTubeやHulu、Vimeoなどのサイトを使用して動画クリップを投稿するだろうと考えていると述べた。
Twitterはここのところ、より多くのサービスを自前で提供しようとする動きを見せている。Twitterはこの数カ月間で、 人気アプリケーションを開発するTweetDeckを買収したり、TwitPicなどのサービスを締め出したりするなど、サードパーティーアプリケーションを制限してきた。Twitterは9月にモバイルに力を注ぐ戦略を明らかにし、写真ホスティングもひそかにサードパーティーに頼らず自社技術で提供されるようになった。
同社はこれらの動きを、「一貫性のあるエクスペリエンス」を目指しているためとして正当化している。また同社は、サービスによって生成される広告収入の管理を強化したいと考えているとも述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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