本物のスペースシャトルやアポロ宇宙船を間近に見たことがない人でも、Googleの「Street View」によってリアルな雰囲気を味わえるようになった。
検索大手のGoogleは、フロリダ州にあるケネディ宇宙センターの設立50年周年を記念して、全体を見渡せるインタラクティブなStreet View写真を公開した。10枚のオンライン写真のそれぞれが、宇宙技術、装置、ロケーションに関するさまざまな部分にフォーカスしている。
ある写真は、スペースシャトル「アトランティス」の船首から船尾までをくまなく表示する。別の写真は、アポロ14号の司令船に焦点を当てている。また、実際の発射台の最上部まで移動できる写真もある。
すべてのStreet View写真と同様に、ケネディ宇宙センターの写真もインタラクティブな操作が可能だ。ズームインとズームアウト、水平移動と垂直移動、前後方向の移動によって、さまざまな体験を得られる。たとえば、アポロ14号の司令船がある部屋に移動すると、他のアポロ宇宙船で使われた宇宙服や飛行装置、他のアイテムなどを見ることができる。
Googleによると、NASAのチームとStreet Viewのチームが協力し、これらの写真が実現したという。写真の展示は、ケネディ宇宙センターの過去50年間の探索を称えるだけでなく、今後50年間の「スペースイノベーション」への期待も込めて行われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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