Microsoftは、「Xbox Music」と呼ばれる刷新された音楽サービスを発表した。Appleの「iTunes」、そして、「Pandora」「Spotify」などに対する競争力強化を目的としている。
Microsoftは米国時間6月4日、ゲーム見本市Electronic Entertainment Expo(E3)での同社の記者会見において同サービスを発表した。Microsoftによると、同サービスでは、3000万曲の楽曲が、「Xbox」「Windows Phone」に加えてPCやタブレットなどの「Windows 8」搭載端末で提供される予定だという。
今回の発表は、ビデオゲーム機であるXboxを家庭におけるエンターテインメントハブに転換することを目的としたMicrosoftの取り組みの一環である。同時に、同社が「Zune Music」サービスを完全に切り捨て、同音楽プレーヤーが消滅することを予告するものでもありそうだ。
米CNETが最初に報じた同サービスは音楽レーベルらに対し、知名度の高い配信チャネルをさらにもう1つ提供することになる可能性がある。Zuneは消費者に対して大きな影響を与えることはなかったが、Xboxは既に多くのユーザーに利用されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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