“分身”が勝手に旅してくれる放置系サービス「bunshin」

 Bunshinは5月31日、ユーザーの“分身”が日本中を勝手に旅する放置系ウェブアプリ「bunshin」のベータ版を公開した。PCとスマートフォンからアクセスできる。放置系とは、ユーザーが初期設定をした後は、システム側で勝手に進行し、その結果を通知するタイプのアプリを意味するという。

  • 分身が旅の日記を1日1回投稿してくれる

 使い方は簡単で、ユーザーは新規登録時に自身の出身地やその地域の名物、分身の性格などを設定する。すると分身が日本中を勝手に旅して、その様子を1日1回ユーザーに日記で報告してくれる。ユーザーは旅の日記を読むだけなので、時間も手間もかけずに旅生活を疑似体験できるという。

 分身の日記には、どの町にいるのか、そこで何をしたのか(観光、食事、買い物など)、どこに泊まったのか、お金はいくらかかったのか、誰と会ったのか、などが記載される。スタート時点で旅行資金20万円が分身に与えられ、所持金の範囲内で旅を継続できる。分身は日記の「原稿料」を定期収入とし、その他の臨時収入によって所持金を増やしていくそうだ。

 サービス開始当初に分身が訪問できる町は国内60カ所で、訪問先はランダムに決定される。分身が旅先で他の分身と出会った際には、その分身のユーザーとメッセージのやりとりが可能。おすすめの店舗や観光情報を、画像とURL付きで「オススメ」として登録し、他のユーザーと共有することもできるという。

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