Googleは米国時間9月20日、一般ユーザー向けに「Google+」の門戸を開放したが、それに伴いユーザー数は4300万人を突破した可能性が出てきた。
そう話すのは、Ancestry.comの共同創設者で、非公式にGoogle+の統計データを集めているPaul Allen氏だ。Allen氏はGoogle+のユーザーが増加していく過程を一貫して追跡している。
世界中で使用される名字に基づき統計データを集めたAllen氏が22日に述べたところによると、Google+が9月20日に全てのユーザーに対して正式に公開されてからの2日間で、ユーザー数が30%増加したという。
Allen氏によると、6月下旬に開始されたGoogle+「フィールドテスト」の最初の1週間でユーザー数は急増したが、今回の2日間の成長率はそれに匹敵するものだったという。Allen氏はMicrosoftの共同創設者であるPaul Allen氏と同姓同名だが関連はない。
この数週間に算出された数字を見てみると、Allen氏のモデルでは9月9日のユーザー数を2870万人と見積もった。22日午前にその数字は3780万人までふくれあがった。その増加分の大半は、一般公開後の2日間に記録されたものだ。Allen氏は誤差などの要素を考慮に入れて、22日時点のユーザー数を4340万人と見積もった。
Allen氏はこの数カ月、増え続けるGoogle+のユーザー数の算出に忙しく取り組んできた。Google+が開始されてから約1週間後の7月4日のユーザー数を、Allen氏は170万人と試算した。その後、その数字は7月9日に450万人、7月12日に1000万人、7月20日には1800万人と増加していった。
Google+が成長を続ける中、Google自身はユーザー数を明らかにしてこなかったが、7月14日にはユーザーが1000万人に達したと発表している。この数字は当時のAllen氏の試算とかなり近いものであった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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