「Google+」がローンチからわずか3週間で1800万人ものユーザーを獲得した可能性がある。
Ancestry.comの共同創設者で、非公式にGoogle+の統計を取っているPaul Allen氏がまとめたデータによると、同ソーシャルネットワークのユーザー数は米国時間7月19日終了時点で1800万人に到達した可能性があるという。
無作為に抽出した名字を基にGoogle+のユーザー数を毎日計算しているAllen氏(同名のMicrosoft共同創設者とは無関係)は、先週だけでも200万人以上のユーザーが登録した日が2日あったことを指摘した。
その一方で、19日にローンチされたばかりの「Google+ iOS」アプリケーションは、Appleの「App Store」で既にチャートを駆け上って、無料iPhoneアプリケーション部門の首位になっている。
Allen氏が試算した数字は膨大な規模だが、Google+のユーザー数は最初の急激な成長の後、ここ数日間少し鈍化している。Allen氏の調査によると、Google+が18日に獲得した新メンバーはわずか76万3000人で、成長率は4.47%。これはGoogleが同サイトへの招待を開放し始めた7月6日以降、最低の数字だ。今でもほかのユーザーから招待されない限り、Google+のアカウントを取得することはできない。
ここ数日の鈍化は、Googleが同社のほかのチャネルやサービスを通してGoogle+のマーケティングを行っていないことが原因かもしれない。同社がマーケティングを開始した場合、一定期間にわたって毎日何百万もの人々が同サービスに登録するだろうとAllen氏は予測する。一部報道によると、Googleは話題作りのためにより多くの有名人をGoogle+に呼び込もうとしているという。
Allen氏は、同氏のユーザー数算出モデルに若干の「欠陥」がある可能性を認めている。Googleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Page氏は14日、Google+のユーザー数が1000万人を突破したと述べたが、そのときAllen氏はユーザー数を計1300万人と算出していた。
Allen氏はGoogle+への投稿の中で、「私の算出モデルは、ユーザー数を実際より30~35%過大評価しているかもしれない。しかし、Google+のユーザー数が正式発表の1~2日前に実際に1000万人を突破していたのだとしたら、私のモデルが的を射ている可能性もある」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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