Appleは米国時間5月10日、メディアサーバソフトウェアの「Darwin Streaming Server」に見つかった深刻なセキュリティ脆弱性を修正したアップデートをリリースした。
Darwin Streaming Serverは、Appleの「QuickTime Streaming Server」のオープンソース版で、標準プロトコルのRTPとRTSPを利用して、インターネットを経由してストリーミングメディアをコンピュータに送信可能になる。
Appleのセキュリティ勧告によると、Darwin Streaming Serverに存在する脆弱性を悪用して、攻撃者は遠隔地から同ソフトウェアが稼働するシステムを乗っ取ったり、システムをダウンさせることが可能となるという。これを悪用するためには、攻撃者はDarwin Streaming Serverが稼働しているサーバに不正なリクエストを送信する必要があるという。
最新版の「Darwin Streaming Server 5.5.5」はこのセキュリティ問題を修正したもので、Appleのウェブサイトよりダウンロード可能になっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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