Boston Dynamicsは、フレンドリーで知的な人が多い会社のようだ。こういう善良な人たちが、なぜ不気味なロボットの開発に打ち込んでいるように見えるのか不思議にも思える。
Boston Dynamicsが開発した最新のモンスター「WildCat」は軍用の4足歩行ロボットで、最高時速16マイル(約26km)で走行できる。
Boston Dynamicsは、「YouTube」で公開した動画の説明文で、WildCatについて次のように述べている。
「WildCatは4足ロボットで、あらゆるタイプの地形を高速走行できるよう開発されている。これまでのところ、WildCatはバウンドおよびギャロップ走行で平坦地を時速約16マイルで走行している。この動画では、WildCatのこれまでで最高のパフォーマンスを紹介する。WildCatは、Boston Dynamicsが米国防高等研究計画局(DARPA)の『Maximum Mobility and Manipulation』(M3)プログラムから資金を得て開発している」
Boston Dynamicsはまた、「Legged Squad Support System」(LS3)の新しい動画もアップロードした。LS3は、前方を歩く人について歩行できるラバ型のロボットで、積載量400ポンド(約181kg)、1回の燃料補給で20マイル(約32km)の歩行が可能だ。現在はカリフォルニアの起伏の激しい砂漠地帯やボストンの深雪地帯でテストが行われている。
最後に、2013年7月に披露されたBoston Dynamicsの「ターミネーター」型ロボット「Atlas」の最新の動画も公開されている。この体長6フィート(約183cm)、重量330ポンド(約150kg)の人型ロボットは、道具を扱ったり、険しい地形上を歩いたりできるよう設計されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」