ストリーミングによるゲーム配信サービスで従来のゲーム機ビジネスを脅かす存在になることを狙うOnLiveは米国時間5月13日、英国にサービスを展開する契約を結んだことを発表した。
この契約により、サンフランシスコに本社のあるOnLiveはBritish Telecommunications(BT)と提携し、英国内の家庭にサービスを提供する。また、BTはOnliveの株式の2.6%を購入した。
OnLiveは米国でのサービス開始を6月17日に予定している。利用料金は月額14.95ドルで、Electronic Arts、Ubisoft、THQ、Warner Bros.、Interactive Entertainmentによるトップクラスのゲームをレンタル、あるいは購入できるという。
BTはOnLiveのサービスを提供する時期について明らかにしていない。
OnLiveのサービスの基本的な考え方は、最小限度のインターネット接続スピードがあれば、事実上コンピュータの種類を問わず、フレームレートが高くラグのない状態で家庭用ゲーム機向けゲームの大半をプレイできるようにするというものだ。OnLiveのデータセンターから1000マイル(約1600キロメートル)ほどの範囲なら、1.5Mbps以上で標準解像度(SD)、5Mbps以上で高解像度(HD)でのプレイが可能だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス