ハロとレオンテクノロジーは11月11日、タイアップ広告型のモバイル向けアドネットワーク「GRAPE」の提供を開始した。
GRAPEでは、メディアごとに広告主となるコンテンツプロバイダーとのタイアップページ「コンテンツチャンネル」を作成し、メディアの広告枠からの誘導を図る。このタイアップページを経由した会員登録の件数に応じて、成果報酬が支払われる仕組み。
コンテンツプロバイダーの会員獲得手段としては、広告掲載サイトで利用できるポイントを会員登録ユーザーに還元するアフィリエイト広告が一般的となっている。このためポイントの獲得を目的とした会員登録も少なくなく、継続率が低くなる傾向にある。これに対してGRAPEでは、タイアップページでコンテンツの一部を体験した上で会員登録するため、高い継続率を見込めるとしている。
サービス開始時点でGRAPEに参加するのはエムティーアイの「デコとも」やピーネストの「@peps」、オープンドアの「大集合NEO」など約10のモバイルメディア。
今後は2010年8月までに、広告主となるコンテンツプロバイダーを50社、参加メディアを50社まで広げ、広告表示回数15億インプレッションを目指す。なおハロとレオンテクノロジーでは、売り上げの一部をNPO法人子供地球基金の支援に活用するとしている。
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