Googleは、同社が拡大しているマーケティングキャンペーン「Gone Google」を通して、200万社以上の企業と2000万人のユーザーがGoogle Appsに乗り換えたことを発表した。
Googleは米国時間10月19日、同社サービスを採用する企業が後を絶たないことを同社ブログで述べたが、これらのサービスにはGoogle Appsだけではなく「Postini」スパムフィルタや同社の「Enterprise Search Appliance」なども含まれているという。
Googleは8月、顧客に対して、同社オンラインアプリケーションやサービスを利用する利点に関するTwitterへの投稿を募集していた。そして、それらの投稿は、GoogleのTwitterページ「GoogleAtWork」に集められている。
Googleは、「Gone Google」マーケティングキャンペーンを通して、Google Appsに切り替えた法人顧客からの声を伝え、「電子メールサーバの管理やソフトウェアアップデートの公開における煩わしさに対処する必要がなくなった」と述べている。
「Gone Google」キャンペーンでは、空港と駅のような多くの人が行き交う場所での広告掲載も実施してきた。それにより満足いく結果が得られたことから、Googleは、同キャンペーンを他国にも拡大することを発表した。その対象となる国として、英国、フランス、カナダ、日本、オーストラリア、シンガポールなどが挙がっている。
「Google Docs」「Gmail」「Google Calendar」を含む「Google Apps」は、低コストおよび維持の容易なソフトウェアを求める大規模企業で導入が進んできた。Google Appsに切り替えた企業には、Motorola(2万ユーザー)、Genentech(1万6300ユーザー)、Valeo(3万ユーザー)などがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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