Googleは米国時間8月17日、同社のオンラインアプリケーションスイート「Google Apps」に、「Google Groups」サービスと連携する新機能を追加した。これにより、設定されたグループのメンバー間で文書やサイト、カレンダーの共有が可能になった。
この新機能が公開される前は、Google Appsユーザーがアイテムを共有したい場合、それらを完全に一般公開するか、個人対個人ベースで共有するかのどちらかを選ぶしかなかった。
今回の変更が意味するのは、たとえば、スプレッドシートをGoogle Groupsで共有すると即座にグループメンバーがアクセスできるようになり、メンバーがグループを脱会するとアクセスできなくなる、ということだ。
Google Groups担当アソシエイトプロダクトマネージャーのJeffrey Chang氏は、8月17日付けのブログ投稿の中で次のように述べた。「私の仕事では、多数のグループの人々とコミュニケートして協業できるということは生産性向上に不可欠であり、しばしば特定のグループやチームとGoogle Appsでコンテンツを共有したくなる。各ユーザーの電子メールアドレスを手作業で入力するのは苦痛で非効率なうえ、メンバーがいつチームを離れて別のチームに参加するかを覚えておくことは不可能だ」
個人の電子メールアドレスではなくグループの電子メールアドレスに案内状を送信することによって、「Google Docs」「Google Sites」「Google Video for business」「Google Calendar」などGoogleのさまざまなアプリケーション全体にわたって、グループにアクセス権を与えることが可能になる、とChang氏は述べた。
Google CalendarやGoogle Sitesなどのアイテムはその後、「自動でグループのメンバーの変更を検知する」と、同氏は付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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