「Google Apps」が「Google Groups」と連携--メンバー間の文書共有が容易に

文:David Meyer(ZDNet UK) 翻訳校正:湯本牧子、高森郁哉2009年08月19日 11時26分

 Googleは米国時間8月17日、同社のオンラインアプリケーションスイート「Google Apps」に、「Google Groups」サービスと連携する新機能を追加した。これにより、設定されたグループのメンバー間で文書やサイト、カレンダーの共有が可能になった。

 この新機能が公開される前は、Google Appsユーザーがアイテムを共有したい場合、それらを完全に一般公開するか、個人対個人ベースで共有するかのどちらかを選ぶしかなかった。

 今回の変更が意味するのは、たとえば、スプレッドシートをGoogle Groupsで共有すると即座にグループメンバーがアクセスできるようになり、メンバーがグループを脱会するとアクセスできなくなる、ということだ。

 Google Groups担当アソシエイトプロダクトマネージャーのJeffrey Chang氏は、8月17日付けのブログ投稿の中で次のように述べた。「私の仕事では、多数のグループの人々とコミュニケートして協業できるということは生産性向上に不可欠であり、しばしば特定のグループやチームとGoogle Appsでコンテンツを共有したくなる。各ユーザーの電子メールアドレスを手作業で入力するのは苦痛で非効率なうえ、メンバーがいつチームを離れて別のチームに参加するかを覚えておくことは不可能だ」

 個人の電子メールアドレスではなくグループの電子メールアドレスに案内状を送信することによって、「Google Docs」「Google Sites」「Google Video for business」「Google Calendar」などGoogleのさまざまなアプリケーション全体にわたって、グループにアクセス権を与えることが可能になる、とChang氏は述べた。

 Google CalendarやGoogle Sitesなどのアイテムはその後、「自動でグループのメンバーの変更を検知する」と、同氏は付け加えた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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