船井総合研究所と財団法人農民教育協会 鯉淵学園農業栄養専門学校は5月16日、農業に従事したい人向けのウェブスクールを開校する。農業を始めるための知識をネット上で学べるようにし、就農希望者を支援する。
開講の背景について、船井総研では「昨年からの世界的な不況の影響を受けて失業者が急増する中、農業に注目が集まっている。また、異業種からの農業分野への新規参入なども増えている。しかし、いずれの場合も、実際の農業現場に入ってみると想像とは違っていたというような問題が起こっている」と説明。手軽に農業を学べる場を用意することで、段階を踏んで新規就農者を育成するのが狙いとのことだ。
講座は2010年3月まで月2回、土曜日の午後4時から午後5時半まで開催される。いずれの場合も、リアルタイムに聴講する形式をとり、ウェブカメラを使って講師とチャットすることもできるという。料金は1回3150円。講師は船井総研の経営コンサルタントと鯉淵学園の教員が担当する。なお、鯉淵学園は1945年に創設された農業経営などを教える学校だ。
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