ソニーは4月2日、プレスリリースサイトにて使用している動画プレーヤーをリニューアルした。ハイビジョン画質での再生に対応したほか、動画共有コードを発行することで、ブログなどへの動画貼り付けを推進する。
同社では2008年より、プレスリリースサイトにおける情報提供の一環として、動画プレーヤーの提供を開始。プレーヤーのインストールなどを必要とせず、SD画質で視聴できた。
リニューアルでは、製品特徴であるデザインや質感をわかりやすく伝えるため、1.5Mbps〜2Mbps H.264/MPEG-4 AVCによるHD画質での再生に対応したとのこと。プレーヤーの右下のボタンをクリックすることで、1.5Mbps(1280×720)のHD画質と750kbps(576×324)のSD画質の切り替えができる。また、リリース画面上で視聴できる通常サイズのほか、フルスクリーン表示機能も備えた。
さらに、動画共有ボタンをクリックすると動画共有コードが表示され、ホームページ上での動画貼り付けが可能になるとのこと。ソニーでは、CGMとしてユーザーが活用することで、企業とユーザーとのコミュニケーションにしたいとしている。
採用しているプレーヤーは、独自開発された完全オリジナルプレーヤーとのこと。今後はすべてのニュースリリースにHD画質での動画が用意されるわけではなく、必要に応じて配信していくとのことだ。
なお、下記動画プレーヤーはCNET Japanサイト内に貼り付けたものだ。
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