朝日新聞とECナビは6月12日、朝日新聞出版が提供する、現代用語事典「知恵蔵」をベースとした無料の事典サイト「みんなの知恵蔵」を開設した。
みんなの知恵蔵の収録キーワードは、知恵蔵に掲載されていた現代用語など、原則として有識者や朝日新聞記者による実名にて解説されたものとなる。サービス開始時は、キーワードが役に立ったかどうかの評価機能のほか、キーワードの登録申請をすることが可能。将来的にはユーザー自身がキーワードを編集できるようになる予定だ。
また、検索には知恵蔵が独自にもつデータベースのほかにオーバチュアの検索エンジンも利用するため、キーワードの解説と関連サイトを同時に閲覧できる。
さらに、キーワードの解説ページには、朝日新聞が運営するニュースサイト「アサヒ・コム」から、該当キーワードを含むニュースのタイトルと、ECナビが運営する「Buzzurl」から、関連性の高いブックマークを自動的に抽出し表示する仕組みだ。
サービス開始時の収録用語は、知恵蔵を中心とした約1万の現代用語解説と朝日新聞が2006年以降に紙面掲載した約6000の用語解説「キーワード」となっている。サービス開始後も、随時最新の現代用語の追加や編集をする予定だ。
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