文:Caroline McCarthy(CNET News.com)
翻訳校正:湯木進悟
2008/05/16 13:31
米国時間5月15日に、Facebookの開発者ブログへの投稿で明らかになったことだが、Facebookは、内部利用規約への違反を理由に、Googleの「Friend Connect」プロジェクトへの参加を取りやめた。
Facebookに勤めるCharlie Cheever氏は、その投稿の中で「ついにGoogleがFriend Connectを開始し、われわれはこのテクノロジを評価する機会を得るに至った。われわれはFriend Connectにおいて、ユーザーの知るところなく、Facebookから他の開発者へと、ユーザ情報の再配布が行われることを知った。しかしながら、これはFacebookのユーザーが求めるプライバシーに関する規準を尊重しておらず、Facebookの利用規約違反である」と記している。
言い換えるならば、Facebookのユーザーが、Friend Connectへの参加を許可する選択を行っても、GoogleのAPIによってFriend Connectを用いるサードパーティーサイトに対して、ユーザーは何の権限も持たないという意味である。Facebookの最高プライバシー責任者を務めるChris Kelly氏は、CNET News.comのインタビューに対し、「プライバシー上の理由から、われわれのサービス利用規約では、他のアプリケーションが、Facebook内の情報の再配布を行うことを常に禁じている」と語った。例えば、Kelly氏は「アプリケーションがFacebookのデータを活用し、広告のターゲットにする目的で、サードパーティー広告ターゲットネットワークにデータを引き渡そうとするならば、われわれは、そのようなアプリケーションの利用を禁止する」と説明している。
Kelly氏によると、Friend Connectは、Hi5、Plaxo、Facebookなどのサイト上の既存のAPIを用いて、ソーシャル機能をウェブサイトに追加することを可能にするが、Facebookが、この件に関してGoogleと正式に提携したとの事実はないという。「そもそものところ、まず参加したという段階にない。Googleのリリースによって、ある種の誤解が起きてしまったのかもしれない。Friend Connectという製品がどのように動作するのかさえ、われわれは説明を受けていなかった」と、Kelly氏は述べた。
この件に関して、Googleの関係者からのコメントは、現時点では得られていない。
Facebookは、提携する小売サイトやソーシャルメディアサイト上で、ユーザーが取ったサードパーティーの行動を、Facebookのプロファイルへと送信することになった、「Beacon」とも呼ばれる広告プログラムを立ち上げた時に、プライバシー問題に関する大論争を引き起こしてしまった。Facebookのユーザーベース全体としては、それほど懸念が生じたわけではなかったものの、いくつかの活発なプライバシー擁護団体が声を上げ、十分な(プライバシー)コントロールがなされていないと批判した。結局のところ、Facebookは、二度と繰り返したくない一連の宣伝上の問題に直面した後、Beaconに修正を加えざるを得なかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
SaaS:あなたはもうこのバズワードを無視できない
S・ジョブズ氏の健康問題--アップルは詳細を公表すべきか
アップルが進める「製品の移行」--CFOの発言をめぐる憶測
「ニコニコ動画を日本のインフラにする」--夏野氏がニコニコ動画に参画した理由
ゲームソフト会社から見たiPhoneの魅力--「ここまで整ったプラットフォームは世界初」
データマイニングを取り巻くツールに自動化の流れ
ゲーム市場の台風の目と期待されるカプコン
オリンパス、第1四半期決算好調観測--円安も追い風に
DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」
原宿で野宿を含む15時間 - iPhone行列完全ドキュメント
「失われた10年」からの回復は、どういう課題を残したか?
AMD、Atom対抗製品は当面なし
パブリックコメントは国民に知られていなかった( 2 )
Google ツールバーの PageRank、数日以内に更新予定
Google Lively試してみました(クリボウの部屋へ行く)。
iPhoneの影で馬鹿売れしているみたい
動画配信の影響なのかインターネット部門が「終了」
Googleというネットの巨大なメディアに支配される脅威
コレクティブストアというマーケットプレース
フォトレポート:分解、アップル「iPhone 3G」
ちょっと変わった「iPhone」向けアプリケーション10種
契約してわかった、iPhoneのさまざまな注意事項
フォトレポート:米陸軍が表彰した2007年の技術
30日間、完全無防備でインターネットを利用したらどうなる?--マカフィーが実験
フォトレポート:ゲーム見本市「E3 2008」--MS、任天堂、ソニーなど主要プレスカンファレンス
[レビュー]高い信頼性を普通に使う地球に優しい電源ユニット--Antec EarthWattsシリーズ EA-650
オンリーワンの個性を極めた超薄型テレビ--日立 Wooo UTシリーズ
[レビュー]“この手があったか”と思わせるパワーユーザーも納得のPCオンデマンド--「VALUESTAR G タイプR Luiモデル」+「Lui RN」詳細レビュー
[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」
今週の新製品総チェック:ソニー「VAIO」が新キーワードを発表、ビクターからはYouTube対応ビデオカメラ
[レビュー]ネットワーク対応の高機能デジタルフォトフレーム--ソニー「Canvas Online CP1」
15時間の行列で手に入れたiPhone 3Gファーストインプレッション--ソフトバンクモバイル「iPhone 3G」
今週の新製品総チェック:まさにiPhone一色の1週間、ついに店頭発売へ
北京を見逃すな!--2008年夏、今買うべき「薄型テレビ」メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。