これはつまり、ユーザーは動画やプレーヤーに広告を挿入できないということだ。そしてYouTubeのプレーヤーでは、YouTubeのロゴが重ねて表示される。これも驚くにはあたらない、と動画検索コミュニティーサイト、SideReelの最高経営責任者(CEO)であるRoman Arzhintar氏は言う。
「思うに、YouTubeはプレーヤーそのものを通じて広告を提供しようとしているのだろう。Googleから広告を引き込むコードを内部に組み込むのだ」(Arzhintar氏)
YouTubeはユーザーがプレーヤーを利用することを認めている。当然、広告を配信して利益を上げようとするのではないか。
しかし、あいまいで、おそらく適用範囲が広すぎる利用規約の文面は、一部の商業サイトにとって制限が多すぎるだろう。独自の広告やブランドを入れて、自社ブランドで運用可能なサードパーティーのプレーヤーを入手できるサイトがたくさんあるとなれば、なおさらだ。
つまり、YouTubeのプレーヤーはなおも、YouTubeのブランドや広告を気にせずにコンテンツに動画を加える個人ブロガーや比較的小規模な企業向けのものということだ。両極のどちらにも属さないユーザーは、細かい規約をよく読んだほうがいい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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