デジタルハリウッド大学大学院とクリエーター専門スクールを運営するデジタルハリウッドは7月4日、同社の在校生や卒業生など、クリエーターの活躍の場を広げる活動の一環として、レッドビジョンが4日に開設したCMコンテストサイト「CM王国」を支援すると発表した。
CM王国は、ネーミング、キャッチコピー、イラスト、写真、動画など、訴求効果の高いプロモーションを仕掛けるうえで有効なアイデアを、インターネットを通じて一般ユーザーから募集する“Web 2.0的公募型CMコンテストサイト”。
ユーザーは、企業が募集するテーマに沿って作品を投稿する。優秀作品の作者には、募集テーマごとに賞品や特典が授与されるほか、作品が各企業の自社メディアで紹介されたり、実際のCMに利用される可能性もあるという。
このほか、作品の投稿数やアクセス数などによって王国通貨「クラウン」が獲得でき、その数によって、アバターにTシャツ、杖、王冠などのアイテムを装着させることができる「王様レベル」制度や、作品を見ることで現金還元できるポイントが貯まる「閲覧ポイント」などのサービスも提供する。
企業側にとっては、集まった投稿作品を実際の広告に使用できるほか、作品の傾向などから商品やサービスに対する一般ユーザーのイメージを知ることができるなど、マーケティングデータとしても活用できるという。
レッドビジョンでは、初年度で広告主100社との契約、30万人の利用者獲得を目指すとしている。
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