レッドビジョンは6月18日、公募型のCMコンテストのサイトを公開する。テスト期間をふまえて7月4日に正式公開する。広告主と利用者の出会いの場を提供し、また参加するメリットを明確に提示することで口コミを効果的に発生させるという。
CMコンテストサイト「CM王国」は、広告主が募集する企画や商品に対してCMを公募するサービス。作品の形式は広告主の希望に合わせて動画、静止画、エッセイやキャッチコピーなどを選ぶことができ、幅広い分野の作り手が参加できる。
応募作品は、CM王国の中で他の利用者や広告主から評価を受ける。広告として採用する作品は広告主の審査で決定。同サイトは「You Tube」や「フォト蔵」などのコンテンツ共有サイトにもリンクしており、広告主は審査の際に幅広く評価を見ることができる。
一般利用者から評価が高い作品については、レッドビジョンが表彰してポイントを付与する。応募者だけでなく、利用者も評価するたびにポイントを得ることができ、参加するモチベーションを高める仕組みにしているという。
同社の河氏は「『公募ガイド』などを見ても表現したい人は多く、利用者参加型のウェブサービスは大きく展開できると考えている」という。
初年度で広告主100社との契約、30〜50万人の利用者の獲得を目指す。今後は広告代理店や各種ポータルサイトとの提携も検討しているという。
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