魔法のiらんどは5月21日、運営するモバイルコミュニティサービス「魔法のiらんど」のケータイ小説が100万タイトルを突破したと発表した。
同社は2006年3月、BOOK機能(小説執筆機能)を利用し、ユーザーが携帯電話で執筆した小説、詩などの作品を手軽に探し、読み、語ることができるケータイ小説総合ポータルサイト「魔法の図書館」をオープン。当初の作品数は40万タイトルだった。さらに半年後には75万タイトルに増加し、オープンからわずか1年で100万タイトルを突破した。
同社によると、魔法のiらんどで書かれている作品を読み、共感したことがきっかけとなり、新たにケータイ小説を書き始めるユーザーも数多く存在するという。
魔法のiらんどで執筆、公開され、ユーザーから要望が多いものは書籍化。これまでに「天使がくれたもの」(chaco著、スターツ出版、44万部)をはじめ全21タイトル、「恋空」(美嘉著、スターツ出版、127万5000部)や「赤い糸」(メイ著、ゴマブックス、100万部)などミリオンセラーも生まれている。累計発行部数は560万部以上という。
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