アップフロンティアは5月15日、PCのデスクトップ上でブログパーツを利用できるサービス「blogdrop(ブログドロップ)」の提供を開始した。
blogdropは、ブログ上でブログパーツとして利用できるほか、ブログパーツをダウンロードして、PCのデスクトップツールとしても利用できるサービス。これまで、閲覧したブログでしか利用できなかったコンテンツや機能を、ブログを介さず利用可能となった。
ブログパーツを配布する企業であれば、PCのデスクトップで常駐するミニアプリケーション(ウィジェット)を併用することで、利用者との接点をブログパーツから、ブログパーツとウィジェットによるマーケティングツールとして機能させることができる。
アップフロンティアによると、企業でブログパーツを利用する場合は、ユーザー登録状況や利用状況を把握するレポーティング系が重要視されるという。blogdropでは、ユーザー登録を実施する場合のユニークタグ発行システムから、登録者数、PV数、クリック数などアクティビティを把握するためのレポーティングシステム、動画、音声、静止画、テキストなど配信するコンテンツ管理システムまでひとつのソリューションとして提供する。
blogdropは、ブログパーツとウィジェットを制作するパッケージが基本で、FLASH制作費が70万円から、blogdrop設定費が25万円となっている。なお、すでにブログパーツがある場合は、ウィジェットに変換する「blogdrop変換サービス」も用意。費用は変換可能かどうかの診断サービス5万円と、変換費用40万円となっている。
サービス開始当初は、ポッカコーポレーション提供のポッカレモンを使ったレシピ情報コンテンツ「レモンレシピ」のブログパーツにblogdropを導入。アップフロンティアは、新たにウィジェットを制作することなく、開発したワンソースでブログパーツ、ウィジェット両方に展開し、低コストで提供できたとしている。
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