ネットレイティングスは2月22日、2007年1月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。
調査によると、ユーザー参加型Q&Aサイトのジャンルがこの1年で成長、特に「教えて!goo」と「Yahoo!知恵袋」の利用者は、ともに初めて400万人を超えたことが分かった。
教えて!gooの月間利用者は前年同月比187%の428万人、Yahoo!知恵袋は前年同月比306%の477万人と大幅に上昇、そのほかこのジャンルの先駆けでもある「OKWave」が115万人、「人力検索はてな」が89万人を集めている。
ユーザー参加型Q&Aサイトの傾向として、利用者比率では男性が高く、ページビュー比率では逆に女性が高いという共通の特徴が見られ、女性ユーザー1人あたりの利用ページ数が、男性よりも多いことが分かる。
同社の代表取締役社長兼チーフアナリストの荻原雅之氏は「ユーザー参加型のQ&Aサイトは、Web 2.0の特徴が生かされた仕組みでありながら、ブログ、SNS、クチコミサイトなどに比べて注目度が高くなかった。しかし、この1年で多くのネットユーザーを集める人気サービスとして定着。今後はデータベースが増加し、コンテンツ連動広告などが導入され、さらに利便性が増していくと見られ、ビジネスとしても高い成長が見込めるジャンル」とコメントしている。
調査は同社が契約顧客に対して提供する「NetView AMS」のデータをもとに、当該期間にドメインのサイトやバナー広告を訪問および視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数。
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