アドウェイズは11月15日、PC/携帯電話向けウェブサイトに対応する動画広告「Advision」を2007年1月から提供開始すると発表した。同社が運営するアフィリエイト広告サービスのネットワークを通じて広告配信を行う。
Advisionでは、「YouTube」のような動画共有サイトを対象とした「CM型広告配信方式」と、一般のウェブサイトを対象とした「バナー型広告配信方式」を用意する。
CM型広告配信方式は、動画共有サイトをアフィリエイト広告サービスのネットワークに組み入れ、複数の投稿動画へ同時に広告を配信する。「急速に利用者を増やしている動画共有サイトに広告配信を行うことで、視聴者が減少傾向にあるテレビCMのリーチを補完できる」(アドウェイズ)。また外部のウェブサイトが投稿動画にリンクを貼ることによる、クチコミ効果も見込めるとしている。
バナー型広告配信方式は、PCと携帯電話向けウェブサイトに動画広告を配信する。静止画によるバナー広告と比べ、商品やサービスのイメージを具体的に表現できるという。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話に対応した動画広告を配信する。
アドウェイズのPC向けアフィリエイト広告サービス「JANet」に参加する9万8000の媒体と、携帯電話向けアフィリエイト広告サービス「Smart-C」に参加する3万の媒体を利用する。オンラインゲーム、金融、美容といった分野の既存広告主に加え、これまでアフィリエイト広告を利用していなかった分野の企業からも広告出稿を期待するという。
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