サイバーエージェントの子会社で、検索エンジンマーケティング事業を手がけるシーエーサーチは7月31日、モバイルサイト向けSEO(検索エンジン最適化)サービスとリスティング広告向け在庫連動型広告配信システムの提供を開始した。
モバイルサイト向けSEOサービスは、7月20日に開始されたauのGoogle検索サービスや、10月に予定されているNTTドコモのモバイル検索サービスの開始など、モバイルサイトを取り巻く環境の変化に伴い、従来、PCサイトのSEOコンサルティングに付随したオプションサービスであった同サービスを独立させ、本格化したもの。モバイル検索エンジンのアルゴリズム研究およびリソースの強化を行い、幅広い業種の企業に対して提供することが可能になったとしている。
一方、リスティング広告向け在庫連動型広告配信システムは、広告主の商品在庫、価格情報データをシステムに取り込むことにより、リスティング広告と商品在庫を連動させ、日々変動する商品在庫や価格情報を反映した広告テキストを自動的に生成、掲載するサービス。従来に比べ訴求効果の高い広告テキストを効率的かつタイムリーに掲載することが可能になったという。
また、既に在庫がない商品に対して広告を出稿してしまうといった非効率な状態を避けるため、商品在庫情報と広告テキストの掲載オン/オフの情報を連動し、在庫がなくなった場合に広告テキストの掲載をオフにしたり、リンク先ページや広告テキストの変更設定をすることで、誘導数の低下の回避および費用対効果の向上を図ったとしている。
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