KDDIと沖縄セルラーは7月20日より、au携帯電話のインターネットサービス「EZweb」において、Googleの検索エンジンを採用した検索サービスを提供すると発表した。
モバイル向けコンテンツとPC向けコンテンツの両方を検索できる点が特徴。これにより、モバイル向けコンテンツを対象とした検索機能が向上するだけではなく、PC向けコンテンツも含めた幅広い検索サービスの提供が実現するとしている。
新たな検索サービスでは、EZwebポータルサイトのトップページに設けられた検索窓にキーワードを入力すると、検索結果として、キーワードに関連するアプリ、楽曲、書籍、ショッピングなどのおすすめのコンテンツ、EZwebの公式コンテンツ、モバイル向けの一般コンテンツ、PC向けコンテンツが、カテゴリごとに表示される。PC向けコンテンツについては、EZwebのブラウザでだけでなく、フルブラウザ「PCサイトビューアー」を起動させることにより、PC画面と同様に閲覧できる。
また、これにあわせ、「EZweb」のポータルサイトをリニューアルする。トップページに新たに検索窓を設置するのに加え、「CDMA 1X WIN」向けポータルサイトの「ニュース」カテゴリでは、ヘッドラインニュースの掲載数を増強するとともに、大手報道機関8社(朝日新聞、共同通信、スポーツニッポン、日刊スポーツ、フジサンケイビジネスアイ、毎日新聞、ロイター、TBS)と提携し、ニュースの種類や記事の量を充実させる。また、おすすめのコンテンツや買物情報、auキャンペーンなどをお知らせする「最新オススメ情報」についても強化するとしている。
なお、ライバルのNTTドコモも18日に、NTTレゾナントやライブドアなど9社と連携して、公式コンテンツだけでなく一般コンテンツも検索できるサービスを提供すると発表している。ドコモのサービスは10月に開始される予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス