イニシアは5月11日、手持ちのPCをウェブサーバにして、テレビチューナーやウェブカメラの映像をライブ配信するソフトウェア「Clipstream Live(クリップストリームライブ)」を、6月9日より販売すると発表した。
Clipstream Liveは、カナダのDestiny Media Technologiesが独自に開発した動画圧縮技術を用いて、動画をリアルタイムにエンコードしてライブ配信することができるソフトウェアだ。
配信する映像については、Clipstream LiveをインストールしたPC上で選択できる。テレビチューナーを選択すれば、テレビの映像を配信でき、ウェブカメラを選択すれば、留守宅の様子やペットの様子などを配信できる。
映像を受信するクライアント側は、専用プレイヤーソフトを必要とせず、標準的なブラウザのみで再生できるので、会社のPCでも映像を見ることができる。また、クライアント側からテレビのチャンネルを変更することも可能だ。特定のパスワードIDを持つ人のみ閲覧できるようにしたり、特定のIPアドレスを許可、拒否したりすることもできる。
今回販売されるのは、特定の1人だけがクライアントとして接続できる「Clipstream Live Personal」(税込1万5540円)と、特定の5人までがクライアントとして同時に接続できる「Clipstream Live Studio」(税込7万3290円)の2種類。パッケージソフトウエアとして店頭およびインターネット通販ショップで販売される。
サーバ側の対応OSはWindows 2000、XPで、クライアント側の対応ブラウザはInternet Explorer5.5、Netscape 4.7、Firefox 1.0、Opera 1.6、MacOS Safariなどとなっている。
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