デジオンは5月10日、家庭内でデジタルコンテンツを共有できるソフトウェアの最新版「DiXiM2(ディクシム2)」を、5月26日から販売開始すると発表した。
DiXiM2は、パソコンに保存されている動画や静止画、音楽といったデジタルコンテンツを共有、家庭内LANを介して他のパソコンから再生できるようになるソフトウェアだ。デジタルコンテンツを保存、配信する「DiXiM Media Server」と、配信されたファイルを視聴するための「DiXiM Media Client」から構成されており、3台までのパソコンにセットアップすることが可能だ。標準化団体「DLNA(Digital Living Network Alliance)」が策定するガイドラインに沿って開発されているため、各社のDLNA認定製品とも接続ができる。
機能面では、相互接続性の強化や利便性の向上が行われた。具体的には、動画や音楽再生時の音量を一定にする「オートレベル調整」、7種類のイコライザー、 タイトルやアルバムなどを対象とした文字列検索、再生が容易な5種類のお気に入りリスト、「Windows Media Center Edition 2005」への対応、ストリーミングをはじめとしたサポートコンテンツの拡大などの新機能が盛り込まれている。
そのほか、ビデオ機能ではレジューム再生やタイトル編集、音楽機能ではOgg VorbisおよびMPEG-4 AAC形式への対応、静止画機能ではスライドショーのBGM登録やUSB接続のストレージ機器対応など、各分野別の機能も強化されている。
価格は税込8800円で、全国のパソコンソフトショップにて販売される予定だ。なお、店頭販売用のパッケージ製品とは別に、ライセンスを1つに限定したダウンロード版も5月26日より税込3980円で販売。さらに旧バージョンである「DiXiM」の登録ユーザーには優待価格として、ダウンロード版と同じ構成の製品を税込3280円でダウンロード提供するという。
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