デジオンは1月5日、ホームネットワーク向けソフト「DiXiM」について、著作権保護技術「DTCP-IP」に対応した組み込みシステム向けのホームネットワーク用メディアサーバを開発したと発表した。
「DTCP-IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)」とは、著作権保護技術が施されたマルチメディア・コンテンツをホームネットワーク上で視聴する技術だ。今回開発されたホームネットワーク用のメディアサーバは、最新の暗号化機能を持つ東芝セミコンダクター製プロセッサ「TX4939」をプラットフォームにしている。
ホームネットワークに映像を配信する側のメディアサーバに加えて、映像を受信し表示する側の「DiXiM DMA」もハイビジョン解像度に対応している。DiXiM DMAは、ハイビジョン解像度にも対応しており、今後デジタル放送をホームネットワークで楽しむトータルソリューションの提供を予定している。なお、DiXiM DMAは2006年第1四半期中に提供される予定で、TX4939リファレンスプラットフォームは2006年第2四半期末頃に提供される予定となっている。
今回開発されたホームネットワーク用メディアサーバは、1月5日から8日に開催される「2006 International CES」において、デモンストレーションが実施される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス