ソフトバンクは2月22日、韓国Ohmynewsと同社の日本法人に出資すると発表した。韓国Ohmynewsが実施する520万米ドル(約6億1000万円)の第三者割当増資を、ソフトバンクが全額引き受けるとともに、Ohmynewsが3月に設立する予定の日本法人オーマイニュース・インターナショナルへ6億9300万円出資することに合意した。
Ohmynewsは2000年2月から、市民参加型ニュースサイト「OhmyNews(オーマイニュース)」のサービスを提供している。今回Ohmynewsが発行する新株数は5万1351株で、ソフトバンクの持分比率は12.95%となる。
日本法人のオーマイニュース・インターナショナルは、3月設立当初はOhmynewsの100%出資で、資本金は1050万円、資本準備金は1050万円となる予定だ。そして、3月中にソフトバンクが普通株式で900万円、転換社債型新株予約権付社債で6億8400万円出資する予定になっている。ソフトバンク出資後の資本金は1500万円、資本準備金は1500万円となり、持分比率はOhmynewsが70%、ソフトバンクが30%となる。オーマイニュース・インターナショナルは、ソフトバンクの支援を受けつつ、日本での市民参加型ニュースサイトの立ち上げを目指す。
Ohmynewsでは、今回の増資で得た資金を、市民参加型インターネット放送である「OhmyTV(オーマイTV)」、現在世界65の国と地域の市民記者が参加する「OhmyNews International」の強化に投資する。
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