ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は1月25日、「プレイステーション2(PS2)」専用ソフト「SIREN」の映画化権を米映画制作スタジオGHOST HOUSE PICTURESに許諾することおよび、ゲーム開発会社のZipper Interactiveを買収することを発表した。
「SIREN」は2003年11月に発売されたPS2専用のホラーゲームで、2月9日には最新作「SIREN2」の日本発売が予定されている。このゲームの映画化権を映画監督のSam Raimiらが設立したGHOST HOUSE PICTURESに許諾した。GHOST HOUSE PICTURESはホラー映画に特化した映画制作スタジオで「The Grude(米国版の呪怨)」などを制作している。SECIではSIRENの映画化権をGHOST HOUSE PICTURESに許諾することにより、同作品の世界観や魅力が広がることを期待しているという。SIREN2を原作とした映画「サイレン FORBIDDEN SIREN」は2月11日に公開される予定となっている。
また、SCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)の長期戦略の一環として、PS2および「プレイステーション・ポータブル」専用ソフトウェアの人気作品「SOCOM:U.S. Navy SEALs」シリーズの制作会社であるZipper Interactiveを1月12日に買収したことも発表した。Zipper Interactiveは今後もSEC WWSの制作スタジオとして、継続的にPSフォーマット向けのタイトル開発を続ける予定だ。
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