WOWOWとホリプロ、ディスクガレージは11月10日、音楽映像コンテンツなどの作成や権利調達のための新会社「WHDエンタテインメント」を設立したと発表した。
WHDエンタテインメントの設立は11月1日で、2006年1月より本格的に業務を開始する。資本金は1億5000万円で出資比率はWOWOWが36%、ホリプロとディスクガレージがそれぞれ32%となっている。代表取締役会長にはWOWOW代表取締役社長の廣瀬敏雄氏が就任し、代表取締役CEOと代表取締役CSOにはホリプロ代表取締役副会長の堀一貴氏、ディスクガレージ代表取締役社長の中西健夫氏がそれぞれ就任する。
WOWOWでは番組や映像コンテンツの強化を基本戦略としており、以前から戦略アライアンスや投資について検討していた。今回はその一環として、ホリプロやディスクガレージと3社共同でWHDエンタテインメントを設立し、音楽映像コンテンツの強化を目指す。
同社は衛星放送や地上波放送、ブロードバンド、携帯電話、IP放送、DVD、CDなど幅広いメディアに対してコンテンツの提供をするほか、イベントや新人アーティストの育成なども実施する予定だ。WOWOW広報によると、独自にコンテンツ配信サービスなどを立ち上げる予定はなく、自社コンテンツのメディア提供が中心業務になるという。
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